不動産査定とは？｜株式会社エヌホーム

査定の時に見られるポイントのひとつは築年数です。

たとえば木造一戸建ての場合、築10年でその価値は新築の半分程度、築20年で1割程度の評価となります。

一方でアパート・マンションの場合は鉄筋コンクリート造が多いため一戸建てに比べて築年数が増しても、価値が落ちにくい傾向にあります。

建物の状態も査定価格を左右するポイントです。

外壁や屋根などが劣化していないか、破損はないかといったところも細かくチェックされます。

購入希望者にとって外観は第一印象となるため、しっかり管理しておくことが望ましいでしょう。

壁や床、水回りの劣化具合や、雨漏りの有無、お庭などの状態も併せてチェックします。

一方、太陽光発電やエネファームなど付加価値となる設備が付いている場合、査定額が高くなる可能性があります。

加えて、床のたわみ、騒音、臭いなど住んでいないと分からないことも査定時に伝えておきましょう。

言いづらいことでも、先に営業担当者に伝えておくとかえって良い結果を生みます。

たとえお部屋がいまいちでも、土地の価値で評価がぐっと上がる事もあります。

土地の条件も重要な調査ポイントで、広さや形状が査定価格に影響します。

またいびつな形状の土地に比べて、正方形や長方形の土地は建物を立てやすいので査定価格が高くなりやすく、間口（入口）が広い土地も利便性の高さから査定額が高くなる傾向があります。

さらに、建物の前面と背面どちらも道路に面している二方道路や、角地も査定価格が高くなりやすいポイントのひとつです。